摩耶山

(その1)
三宮駅から天狗道まで
布引の歌碑


【阪急 三宮駅】→布引滝→市ケ原
→稲妻坂→天狗道→摩耶山→
天上寺跡→青谷道→
【阪急 王
子公園駅】

2020年09月28日 快晴 28,622歩



阪急 神戸三宮駅




三宮駅から布引への大通り

突き当りを右に行くと新神戸駅



新神戸駅

新神戸駅のガードをくぐると布引


新神戸駅北側に咲く彼岸花



砂子橋(いさごばし)

明治33年(1900年)頃に造られた
石造水路橋で橋の中には2本の水
道管が通る(重文)、下には生田
川が流れる


 
神戸市の市章(右)



布引の滝道にて歌碑を巡る

九條内大臣基実(基家) 歌碑

あしのやの 砂子の山の
みなかみを
   のぼりて見れば
      布びきのたき




布引滝(雌滝)

落差19m



雌滝取水堰堤

明治33(1900年)年竣工



藤原良清 歌碑

音にのみ 聞きしはことの
  数ならで名よりも高き
       布引の滝




藤原良経 歌碑

山人の 衣なるらし 白妙の
月に晒せる 布引のたき



藤原俊成 歌碑

いかなれや 雲間も見えぬ
五月雨に さらし添らむ
      布引の滝




寂蓮法師(藤原 定長) 歌碑

岩はしる おとは氷に  
とざされて 松風おつる
     布引のたき





源俊頼 歌碑(右)

源俊頼 歌碑

山姫の 嶺の梢に     
ひきかけて 晒せる布や
      滝の白波




藤原家隆 歌碑

幾世とも 知られぬものは
白雲の 上より落つる
        布引の滝





澄み切ったエメラルドグリ
ーンの水、雄滝下流にて




布引滝(雌滝)

落差20m


雌滝の下段の滝



雌滝前に祀られた不動尊たち








在原業平 歌碑

ぬきみたる 人こそあるらし
白たまの まなくもちるか
      そての狭きに




順徳院 歌碑

たち縫はぬ 紅葉の衣
 そめ出でて 何山姫の
      ぬの引の滝





伊勢 歌碑(左)

伊勢 歌碑

たち縫はぬ 衣着し人も
 なきものを なに山姫の
       衣晒すらむ




 
橘長盛 歌碑

ぬしなくて 晒せる布を
 棚はたに 我こころとや
    けふはかさまし




源経信 歌碑

白雲と よそに見つれと
  足曳の 山もととろに
     落つる滝津瀬




白々(しらら)龍神
 
布引滝「白々龍神」
の祠と役行者石像



役行者(役小角)石像



賀茂季鷹 歌碑

たち縫ぬ 絹にしあれと
旅人の まつきて見や
       布曳の滝




布引坊 句碑

涼しさや 嶋へかたふく
      夕日かけ




賀茂季鷹 歌碑

分入し 生田の小野の
  柄もここに くちしやはてむ
       布曳の滝




後鳥羽院 歌碑

布引の たきのしらいと
 うちはへて たれ山かせに
    かけてほすらむ



蛍とふ あしやの浦の
  あまのたく 一夜もはれぬ
     五月雨のそら




布引展望台にて




役行者(役小角)石像




猿のかずら橋

祖谷のかずら橋に似せて造られた
ようであるが、かずらが朽ち果て
て見る影もない




谷川橋

大正初期に造られた鉄筋
コンクリートダム(重文)




五本松かくれ滝

落差20m









布引五本松ダム

布引渓流に 明治33年(1900年)
に建造された水源貯水ダム、日
本最古の重力式コンクリートダ
ムで神戸市の水源となっている




布引貯水池




ダムの貯水池側


「布引水源地水道施設
国指定重要文化財」
・「近代化産業遺産」










締切堰堤

エメラルドグリーンの水をたたえ
ている、明治41年(1908年)竣工



左に行き「分水締切堰
堤付属橋」に立ち寄る




分水締切堰堤付属橋

大雨で濁流水が流れた来た場合
ここでバイパストンネル側に切り
替え、下流の貯水池に流れ込ま
ないようにしている、明治49年
(1906年)竣工




紅葉の茶屋




紅葉の茶屋の庇にに
はハチの巣が3つ







あけぼの茶屋

売物件となっている






桜茶屋




井戸と役行者石像




役行者(役小角)石像



天狗道に入る

























後半の天狗道を登り摩耶山頂
を経て王子公園駅までは摩耶
山(その2)へ





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