醒井・高月

【JR醒ヶ井駅】⇔地蔵川
【JR高月駅】⇔西野水道

2016年08月05日 晴れ 26,589

水中花バイガモ
と西野水道




JR醒ヶ井駅

JR醒ヶ井駅と霊仙三蔵像※
※:最澄、空海と並ぶ平安時代の
高僧、日本でただ一人の「三蔵法
師」の称号を持つ、三蔵とは経蔵
・律蔵・論蔵を会得した僧侶


醒ヶ井駅を出て地蔵川に
沿って「居醒の清水」まで
行き戻ってくる予定である



旧 醒井郵便局

大正4年(1901年)建築、昭和48
年(1973年)まで局舎として使用
された。設計はウィリアム・メレル
・ヴォーリズ現在は醒井の資料
室となっている









室内 ・ 登録有形文化財


醒井宿の古い町並

ヤマキ醤油
(醤油屋喜代治商店)
醒井宿は中山道61番目の
宿場、地蔵川の清らかな流
れに沿って古い町並が続く



醒井宿問屋場(左)
宿場で人馬の継立を行った所で現
在まで残されているのは稀とのこと



地蔵川と十王水

醒井宿に沿って流れる地蔵川で
平安中期に浄蔵法師が開いた湧
水。十王堂が在ったことからこの
名が付いた



御葉付イチョウの了徳寺

葉の上に銀杏が実る珍しいイチョウ
(天然記念物)



鐘楼 ・ 本堂


地蔵川に咲くバイガモ

「居醒の清水」の湧水を源流とした
清流で川面にはバイガモ(梅花藻)
の花が咲く。バイガモは水温15度
前後の清水に白い梅のような花を
水中に咲かせる









水中にも咲くバイガモ






延命地蔵堂



日本武尊の像

伊吹山に大蛇退治に出向くが神の
化身である白い大猪の怒りにふれ
大きな氷の雨に打たれ命からがら
下山、地蔵川の腰掛石に座り湧水
「居醒の清水」を飲み目が覚め元
気になったと伝えられる



居醒の清水(左)
腰掛石と鞍掛石(右)




加茂神社

鳥居と石段 ・ 拝殿


本殿 ・ 本殿の彫刻


加茂神社境内から見下
ろした「居醒の清水」


この湧き水が源流となり左
に地蔵川となって流れ出る



醒井公会堂

現在は閉鎖されているが登録
有形文化財に指定されている





「醒井公会堂」の表示板(右)


西行水(泡子塚)



醒井尋常高等
小学校の玄関


明治26年(1893年)竣工、昭和36
年に醒井小学校が改築される際に
玄関だけ残されこの地に移された



JRで醒ヶ井駅から高月駅に移動


JR高月駅



駅を出て西へ西野水道に向かう


姫塚古墳

5世紀頃に造られた全長64mの
前方後円墳。写真の左は培塚
の「みち塚」



古墳上部


山本山遠望

標高324m
山の向こうに琵琶湖がある
西野水道は右側の鞍部の
下を抜け琵琶湖に出ている




南北に通る水路


八幡神社

境内正面 ・ 拝殿


本殿


「史蹟 西野水道」
の案内板




西野水道事務所

西野水道入口の手前にあり、ヘ
ルメット・長靴 ・懐中電灯などを
無料で貸し出している



西野水道入口手前の彫刻
西野水道歌を合唱している
様子を彫刻にしている



西野水道(にしのずいどう)

西野水道入口
長浜市西野の西山の麓に掘られた
全長250mの放水用の岩穴、余呉川
の洪水に見舞われてきた西野地区
を洪水から守るために地元の僧 西
野恵荘のもと天保11年(1840年)
から5年の歳月をかけ手掘りで
掘られた



入口付近は石積みで補強


天井は長方形の石で補強


手掘りのノミ跡が生々しく残る


高さ約2m、幅約1.5mの岩穴が続く


天井高さが4.1mと一番高いところ


岩穴が続く


琵琶湖側の出口付近には保護
用のカバーが設置されている



西野水道琵琶湖側出口

  
初代西野水道出口(左)
2代目放水路出口(右)
2代目放水路(西野隧道)は初代
のすぐ南側並んであり現在は通路
として使用、更にその南には現在
放水に使用されている3代目(西
野トンネル)がある


琵琶湖側を望む
中央奥は竹生島



3代目 西野トンネル出口
昭和60年(1980年)竣工



3代目 西野トンネル出口側水路


2代目の隧道を抜け入口に戻る



2代目 西野隧道出口
昭和25年(1950年)竣工


西野隧道内 連絡通路として使用


2代目 西野隧道入口


2代目 西野隧道入口
初代 西野水道入口
はすぐ右側にある



3代目 西野トンネル入口


3代目 西野トンネル入口側水路


日枝神社 ・正妙寺に
寄り高月駅へ戻る



日枝神社

鳥居 ・ 参道石段


社殿


日枝神社「筒池の水源」


正妙寺 本堂

我が国では唯一の十一面千
手千足観音が祀られている





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