京都(その1)
京に芙蓉・萩・木槿を訪ねる
【阪急 河原町駅】→積善院準提堂→須賀神社→金戒光明寺→真如堂→迎称寺→東北院→常林寺→(その2)
2014年09月20日 晴れ 32,555歩
先斗町
白い千鳥の提灯(左上)がかけられた先斗町
先斗町といえば、長方形の石を斜めに並べた敷石道であったが、残念ながら今はアスファルトの舗装となっている。最終的には往時の姿に復元されると思われるが?
上:“鴨川をどり”が始まると紅い千鳥の提灯にかけ変えられる、提灯に描かれた千鳥の紋章は先斗町の紋章で、かつては横を流れる鴨川には多くの千鳥がやってきたといわれる
【2013年5月2日撮影】
下:長方形の石が斜めに並べられた敷石道 【2012年11月22日撮影】
積善院準提堂
(しやくぜんいん じゅんていどう)
山門(冠木門)
積善院は聖護院門跡の塔頭寺院で本尊は準提観音・不動明王、創建は鎌倉時代といわれる、明治元年(1868年)に準提堂と合併し「積善院準提堂」と称した。その後大正3年(1914年)に現在の地に移転したとされる 〔京都市左京区聖護院中町〕
拝堂
本堂(元は積善院の本堂を移築)
お俊伝兵衛恋情塚
積善院境内の「お俊伝兵衛恋情塚」
近松門左衛門の浄瑠璃「近頃河原達引(かわらのたてひき)」で“お俊”と“伝兵衛”が聖護院の森で心中しようとした浄瑠璃のあらすじをもとに建てられた
須賀神社・交通神社
鳥居の両脇には「須賀神社」と「交通神社」の2つの社号標石が建つ 〔京都市左京区聖護院円頓美町〕
本殿
2月の節分祭には鬼ではなく烏帽子に白い布で覆面をした2人の「懸想文(けそうぶみ)※売り」が境内に出てくる
※:懸想文とは代筆された恋文で平安時代に貴族のアルバイトとして売られていた、このため白い布で覆面をし身分を隠していたとのこと
「懸想文」売り 【2013年2月3日撮影】
境内のササゲ
節分以外にも、毎年5月10日には例祭(神幸祭)「角豆祭(ささげまつり)」が行われる
ササゲ(角豆)
境内に咲くケイトウ
金戒光明寺
総門(黒門) 〔京都市左京区黒谷町〕
総門柱の装飾
山門
本堂(御影堂)
蓮池に咲く萩(1)
蓮池に咲く萩(2)
真如堂
(真正極楽寺)
改修工事中の本堂 〔京都市左京区浄土寺真如町〕
藤袴
藤袴(フジバカマ)と萩(ハギ)
藤袴
境内に咲く酔芙蓉(スイフヨウ)
酔芙蓉
酔芙蓉
芙蓉
木槿(ムクゲ)
木槿
木槿
萩の花と三重塔
萩
境内に咲く萩
萩
総門前の萩
迎称寺(こうしょうじ)
山門
「洛東九番 萩の霊場」といわれ秋には土塀に沿って萩の花が咲き乱れる 〔京都市左京区浄土寺真如町〕
「洛東九番 萩の霊場 迎称寺」の標石 ・ 本堂 〔京都市左京区浄土寺真如町〕
本堂扁額
境内に咲く木槿
白い萩
土塀に沿って咲く紅白の萩(1)
土塀に沿って咲く紅白の萩(2)
東北院
山門 〔京都市左京区浄土寺真如町〕
本堂
境内に咲く木槿
鴨川に咲く彼岸花
常林寺
山門
天正元年(1573年)に寺町にて創建、寛文11年(1671年)焼失し現在の地に移転された。常林寺には幕末に勝海舟が宿坊として滞在したといわれる 〔京都市左京区田中下柳町〕
山門「萩の寺 常林寺」
本堂
山門から本堂を見る
境内一面に咲く萩の花
地蔵堂
紅い萩の花
白い萩の花
木槿の花
彼岸花
後半の梨木神社・大聖寺・妙蓮寺・法輪
寺を経て【西院駅】は(その2)に続く