祇園祭


鉾建て(その2)と鉾の曳き初め


【阪急 烏丸駅】⇔四条通

2014年07月12日 晴れ



今年の祇園祭
今年の祇園祭では以下のように色々なトピックスがある


■「後祭(あとまつり)」の復活 昭和41年に交通事情などにより山鉾巡行は17日に集約され、全ての山鉾が一度に巡行するようになり、「後祭」の代わりに24日は「花笠巡行」が行われるようになっていた。 しかし今年から元に戻り「前祭(さきまつり)」と「後祭」の2回に分けて巡行が行われるようになった。

■「大船鉾(おおふねぼこ)」の復活 幕末の騒乱で焼失し“休み鉾”となっていた「大船鉾」が再建(但しまだ未完成とのこと)され、今年から「後祭」で巡行するとのこと。

■「月鉾」の屋根の改修 天保6年(1835年)に、“動く美術館”と呼ばれた「月鉾」の屋根の改修を終え漆黒の屋根が蘇った。(月鉾は前祭りで巡行)

:この「後祭(あとまつり)」はことわざの“あとのまつり”の語源となったと言われる。



「月鉾」の鉾建て



 
月鉾保存会


屋根の組立と車輪の取り付けを終えた月鉾


今年150年ぶりに改修を終え、蘇った漆黒の屋根


























縄がらみ
釘を使わずに木材を縄で固定する



胴懸・前懸などの懸装品が掛けられ囃子方が乗り込む


「月鉾」の曳き初め

鉾の“曳き初め”には町内の人々や観光客も参加、この日ばかりは子供や女性の参加も許されているようである。





「放下鉾」の鉾建て
















「菊水鉾」の鉾建て










縄がらみ


車輪の重量は一個につき約1トン




「菊水鉾」の曳き初め

菊水鉾の曳き手には女性や年配の人も多数参加しているようである。











「鶏鉾」の鉾建て
 



























鉾の内部


「鶏鉾」の曳き初め










「函谷(かんこ)鉾」の鉾建て
















鉾建てを終え神事が行われる




「函谷鉾」の曳き初め

曳き手には外国人も参加





「長刀鉾」の鉾建て
 
























「船鉾」の鉾建て




「岩戸山」の山建て











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