桜井・天理


牡丹の長谷寺
躑躅の長岳寺



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2014年05月02日 快晴 23,067歩



近鉄 長谷寺駅




初瀬山方面を望む


国道165号線「初瀬」の交差点


大和川上流の初瀬川「参急橋」を渡る


参道の古い町並
牡丹の寺の参道には「箱牡丹」が置かれ参詣者を歓迎している




牡丹の長谷寺

山門(仁王門 明治27年に再建)
飛鳥時代の朱鳥(しゅちょう)元年(686年)に天武天皇の勅願により、道明上人により創建されたと言われる。 山門をくぐると100mほどまっすぐ続く石段の登廊(重文)が続き、この時期には登廊の両側には牡丹の花が咲き乱れる。



登廊から見る牡丹


牡丹は今が最盛期である


登廊と牡丹





























本堂(国宝)
舞台造りで これまで何回も焼失したと言われる、現在の本堂は慶安3年(1650年)に三代将軍 徳川家光の寄進により再建されたものとのこと。 本尊を安置する「正堂」と参拝者の「礼堂」を「相の間」でつなぐ複雑な構造をしている



本堂礼堂 正面


本堂礼堂 扁額


本堂礼堂より


本堂礼堂(らいどう)外陣の天井


本堂礼堂 絵馬


礼堂 外陣の床に映える新緑の楓



秋の礼堂 外陣(2013年11月21日 撮影)



本堂から見る五重塔


鐘楼


三社権現


石仏群


五重塔 昭和29年(1954年)建設


























大国堂


陀羅尼堂


写経殿


開山堂


開山 道明上人像


「千仏多宝仏塔」
道明上人が千仏多宝仏塔銅板(国宝)をここに祀ったのが長谷寺の始めとされる








姫空木(ウツギ)














本坊から望む本堂


本坊廊下に映える 楓の一種 「猩々野村(しょうじょうのむら)」



「近鉄 長谷駅から「桜井駅」で
JRに乗換え「JR柳本駅」へ





JR桜井駅にてJRに乗換え



JR柳本駅




JR柳本駅にて
105系ラッピング車輌「万葉の四季」




地蔵堂




首無地蔵
二体の地蔵尊が刻まれているが、肩から上が欠損しているようである




長岳寺五智堂(重文)

JR柳本駅から北東に500mほどの所にある。 ここは長岳寺の飛び地境内にあたり、お堂は一本の心柱に屋根が載るユニークな構造となっているため「真面堂(まめんどう)」・「傘塔」等と呼ばれている。 建造は鎌倉時代の後期とされる


心柱の上に掲げられた梵字の額


心柱のの基礎部

 
五智堂の傍らに安置された石仏達(左)
「釡口山長岳寺従是東五町」の標石




長岳寺への道

五智堂から1km程東に行くと長岳寺に到る


古い町並が続く



躑躅の長岳寺

大門
淳和天皇の勅願、弘法大師により創建。 “釡口大師”と呼ばれ親しまれている、最盛期には僧兵300・宿坊48を有し、境内9万4千坪の大寺院であった。 平戸躑躅の名所として知られる



大門から続く躑躅の参道





鐘楼門(重文)


鐘楼門と躑躅





本堂屋根と躑躅


本堂


本堂


放生池と本堂、左奥は鐘楼門の屋根


九重石塔(実際は八重である)























大師堂の拝堂(後ろに大師堂がある)


不動明王祠


彩色 不動明王石仏



石仏群


鐘楼











長岳寺遍路道(新四国八十八ヶ所)


第五十五番札所





第七十七番札所


大石棺仏





庫裏(旧地蔵院)

庫裏山門
鐘楼門の前にあり48在った宿坊の一つ、旧地蔵院の遺構(重文)で現在は長岳寺の庫裏として使用されている



庫裏(旧地蔵院)庭園





庫裏(旧地蔵院) 右奥は延命殿


延命殿の彫刻



黒塚古墳への道




祠と石仏群








黒塚古墳

横から見る前方後円の墳丘と周濠
古墳時代前期の築造で、全長130m、後円部径72m 高さ11m、 前方部幅60m 高さ6m。 後円部には竪穴式石室があり、画紋帯神獣鏡・三角縁神獣鏡などが出土している。 傍らには「天理市立 黒塚古墳展示館」がある



前方部から後円部を見る


後円部から前方部を見下ろす



天理市立 黒塚古墳展示館




墳丘の復元模型


石室部の復元模型





石室で出土された鏡





三角縁獣帯四神四獣鏡


鏡の鋳型


U字型鉄製品


Y字型鉄製品




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