京都 嵐山・北大路


早咲きの桜を訪ねて


【阪急 嵐山駅】→法輪寺→安倍晴明の墓→車折神社→【嵐電 車折神社駅】===【嵐電 北野白梅町駅】→平野神社→大報恩寺(千本釈迦堂)→有清寺→上品蓮台寺→船岡温泉→水火天満宮→【北大路駅】

2014年03月28日 快晴 23,154歩



法輪寺

山門
和銅6年(713年)に元明天皇の勅願を受け行基により創建された「葛井寺(かどのいでら)」が始めとされる。 山門前の枝垂桜はまだ開花を始めたばかりである。 満開になるのは来月(4月)の中頃か。 本尊は秘仏の虚空蔵菩薩で、日本三大虚空蔵菩薩
の一つとして知られており、「嵯峨の虚空蔵さん」と呼ばれ親しまれている。 
:その他 会津の円蔵寺、伊勢の金剛證寺がある


法輪寺の春は、早咲きの彼岸桜からソメイヨシノ・山桜・枝垂桜、また遅咲きで八重の法輪寺桜まで色とりどりの桜が咲く。 今は本堂前に植えられた早咲きの桜が盛りを迎えている


山号扁額「智福山」

















嵐山 中ノ島にて







渡月橋にて




安倍晴明の墓
〔京都市右京区嵯峨天龍寺角倉町〕


安倍晴明は平安中期の天文学者で陰陽家、大阪阿倍野の地で生まれ、京都に上り“天文陰陽推算”の術を修めたと言われる。 石塔の傍らには早咲きの桜が満開を迎えている




 
「陰陽博士 安倍晴明公嵯峨御墓所」碑(左)と墓石(右)


墓石には安倍晴明が陰陽道で、魔除けに使用した「五芒星」の紋が刻まれている








路傍に咲く黄色い花?







車折神社
(くるまざきじんじゃ)


参道入口赤鳥居


改修工事中の車折神社本殿
平安時代末期の儒学者 清原頼業(よりなり)が祭神として祀られている。 かつては、「桜の宮」・「桜大明神」などとも呼ばれていた。 境内には「芸能神社」があり、芸能人の信仰もあつい


























境内摂社 芸能神社




拝殿


拝殿内の千社札


千社札 “宝塚 真矢みき”の札も


朱塗りの瑞垣(玉垣)には、著名な茶人・
歌手・女優などの名前が書かれている



渓仙桜

早咲きの枝垂桜で、画家の冨田渓仙※によって献納されたもの
※:明治から昭和初期の日本画家で、京都狩野派・四條派等を学ぶ





清めの社

参拝すると、悪い運気を浄化し心を清める


祈念神石

願い事が叶った時に“お礼”として奉納された石



嵐電 車折神社駅

神社前の駅らしく朱色に塗られており、ホームに接して車折神社がある。 (嵐電=京福電気鉄道嵐山本線)


四条大宮行きワンマンカー
「モボ21形」レトロ調電車



車内運転席側



平野神社

参道入口の赤鳥居
境内は、桜の名所として知られ、花山天皇によって境内に桜が植えられたのが起源と言われる。 境内には50種類・400本の桜がある















境内入口鳥居


拝殿


本殿










動物の模型

これらの動物の模型は、京都市北区小野郷地区で製作されたもので今年はパンダの親子も置かれている。 小野郷からは平安時代より、御所に供御料(くごりょう)として薪・炭・木材・山菜などを調進してきており、ここ平野神社にも祭事に奉仕して来たとのこと





絵馬


境内摂社 稲荷社








延命地蔵菩薩







大報恩寺
(千本釈迦堂)

 
山門


本堂前の枝垂桜(おかめ桜)
ここ大報恩寺には、本堂の建立を手掛けた大工“長井飛騨守高次”と妻“おかめ”の伝承が残されている。 
柱の寸法を間違えて短く切ってしまった“高次”に対し、妻の“おかめ”は枡組にて調整するようにアドバイスした。 しかし“おかめ”は上棟式の前日に女の知恵で任を果たしたことが知れては夫の恥じと思い自殺したと言う。境内には“おかめ像”と“おかめ桜”がある











おかめ像
手には枡組を持っている



“おかめ”さんのアドバイスで調整された枡組





経王堂(観音堂)





稲荷社





有清寺

山門


山門脇に咲く桜(1)


山門脇に咲く桜(2)


本堂
本堂前の桜はまだ開花を始めたばかりである



納骨堂



上品蓮台寺
(じょうぼんれんだいじ)
 
山門
聖徳太子の創建と伝えられ、「千本十二坊」と呼ばれ親しまれている。 境内裏の墓地には仏師「定朝」の墓がある



山門正面に咲く枝垂桜


庫裏と枝垂桜











本堂


大師堂


鐘楼


仏師 定朝の墓

境内裏の墓地入口にある

 









モクレン








船岡温泉

大正12年(1923年)に料理旅館「船岡楼」の浴場として建設され営業が開始された。 登録有形文化財に指定されている





水火天満宮

鳥居
延喜23年(923年)第60代 醍醐天皇の勅願を受け、延暦寺の法性坊尊意僧正により創建



紅枝垂桜

境内一杯に咲き誇る紅枝垂れ





拝殿


本殿












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