垂水(その1)

垂水の洋館を巡る
【旧 ジョネス邸は今月中に解体・撤去されるとのこと】

【JR塩屋駅】→旧グッゲンハイム邸→旧ジョネス邸→西向地蔵尊→岩船不動明王→旧ジェームス邸→東垂水ルーテル教会→池姫地蔵尊→(その2)

2013年10月17日 晴れ 29,637歩



旧グッゲンハイム邸

入口石段


門扉


建物南側正面


グッゲンハイム邸
明治42年(1909年)にドイツの貿易商グッゲンハイムによって建てられ、明治48年(1915年)まで住んでいたと言われている。 その後は所有者が幾度か変わり、また震災で被災するが復旧工事が行われ、今は貸会場として使用されている。 毎月1回 第3木曜日の午後に無料で公開されている。 〔神戸市垂水区塩屋町〕



正面玄関


正面玄関扉


正面2階窓


西側面窓


正面1階テラス


正面1階テラス


室内2階廊下
開放的な窓、眼下には塩屋の浜を望む。



2階廊下の窓


2階廊下の窓





2階廊下の窓から見る洋館
赤い縁取り屋根の洋館(旧 後藤邸)



2階部屋の廊下へ出る扉


2階中央の部屋


1階西側の部屋とグランドピアノ


1階部屋のテラスへ出る扉








暖炉


階段


オルガン


暖炉



解体・撤去が決まった
旧 ジョネス邸

入口の門


ジョネス邸
大正8年(1919年)に英国人のジョネスによって建てられた洋館。 今年の3月に解体・撤去し10階建てのマンション建設が計画された。 これを受け地域住民等から保存の声があがりジョネス邸の買取等が試みられたが叶わなかった。 このため今月中に解体・撤去が行われることに決まったとのこと。 【1週間後の10月25日に解体工事が実施された】 〔神戸市垂水区塩屋町〕



正面玄関


東側から撮影


西側から撮影


正面玄関2階の窓


屋根の装飾


跡地には10階建てのマンションが建つとのこと、着工が今年の6月となっている。



旧 ジョネス邸付近から見る洋館

緑の縁取り屋根の洋館


赤い縁取り屋根の洋館(旧 後藤邸)



西向地蔵

祀られているのは塩屋の浜で網にかかったお地蔵さんで、東の山裾に西向きに祀られた。 地蔵の後ろに建つ奉納者の石碑には「ジョネス」の名前も刻まれ、先に訪ねた「旧 ジョネス邸」の住人ジョネスと思われる。

 
西向地蔵と奉納者の石碑
中央に「ジョネス」の名前が刻まれている。




カラフルな洋館の数々

旧 後藤邸
赤い縁取り屋根の洋館



旧 後藤邸
隣に建つ日本の土蔵との対比が面白い。












緑の縁取り屋根の洋館



ジェームス山住宅地
入口のライオン像


ジェームス山住宅地は、昭和5年(1930年)に英国人貿易商 アーネスト・ウイリアム・ジェームスがここに英国人向けの住宅地を開発したことに始まる。 後に、三洋電機の創業者である井植歳男氏によって買い取られた。 住宅地へは立入禁止となっている。


ライオン像



岩船不動明王

ジェームス山住宅地の入口のすぐ傍にあり、住宅地への不法侵入者に睨みをきかせているかのようである。


不動明王石仏



旧 ジェームス邸

昭和9年(1934年)に建てられ、“望淡閣”とも呼ばれている。 神戸市の「指定有形文化財」となっており、現在はレストラン・結婚式場となっている。 当初はアーネスト・ウイリアム・ジェームス氏が居住していた。 後に三洋電機の井植歳男氏により買い取られ自宅として使用されていたとのこと。 〔神戸市垂水区塩屋町〕


塔屋


入口門





玄関車寄せ


玄関正面


玄関扉


1階窓


玄関灯



東垂水ルーテル教会

〔神戸市垂水区山手〕



池姫地蔵尊

近くの池の底から発見され、「池姫地蔵」と名付けられここに祀られたと言われる。 その後も人々はここに石仏・石塔等を持ちより祀ったとされる。 〔神戸市垂水区塩屋町〕


池姫地蔵と石仏・石塔





池姫地蔵


赤い毛糸の帽子を被った石仏達


毛糸の帽子を被った石塔群



垂水(その2)に続く




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